【提供 三毛猫さん】    エンゼルの稚魚。


by mefmef
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ひまな休日


三連休を迎えた金さんは真鶴に帰るのは明日にして、水族館ヒカルを覘きました。あれやこれや見てから店をでました。不忍池のほとりを歩いて徒町に向かいます。不忍池にはアヒルの群れが水遊びをしていました。良く見ると蓮の葉陰から小さな魚がチョロチョロと姿を見せます。しばらく観察して、前ならこんな小さな魚たちに見惚れることは無かったなあ。と、思って笑ってしまいました。

なにか釣れるのか?

>> え~。ザリガニ。

ちゃんと殺さずに飼ってやれよ。

>> うん。

子供たちの青いバケツの中には5~6匹のザリガニがうごめいています。

>> おじさんもやりたい?

遠慮しとくよ。おじさんはイソギンチャクで忙しいから。

>> イソギンチャク釣るの? どこにいるの?

遠い南の国の海にいるんだよ。おじさん忙しいから、またね。

>> ばいば~い。 
   こんど南の国へイソギンチャク取りに行くときは連れてってねえ~。


金さんは徒町の勧銀の路地を入って壷屋というジャズ喫茶に入りました。
前は向かいにもイトウというジャズ喫茶があったのですが今はここだけになっていました。

キャノンボールアダレイの古いあまりジャズらしくないレコードがかかっていました。
ポルカドッツ&ムーンビームスの甘酸っぱいメロディを聞きながら、さっき出会った少年たちの屈託のない笑顔や、水遊びするアヒルの姿を思い出す金さんでした。
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by mefmef | 2005-02-15 10:02 | おタコさん(完)